循環型社会へ−愛媛大学南予振興塾
2007-01-26


愛媛大学南予振興塾主催の「南予地域活性化総合セミナー」を聴講に八幡浜市役所へ。
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会場の席もほぼ満席でなかなかの熱気。内容の要約は以下

・愛大は東大京大を目指すのではなく、自分たちにしかできないことを目指す。
・地方大学は地域の知の拠点。
・人材育成を重視。1千人の教職員や学生を地域に派遣し、単位の認定も行う。
・コンサル会社は東京に逃げるが、愛大は愛媛から逃げない。
・未活用資源の塊が大学である。上手に使ってほしい。
・大学人は現場に入ることに慣れていない。価値観の違いをうめる共同作業を。
・モノやカネがあって人がついてくるのではなく、人の後にモノもカネもついてくる。現在は文明史的な大激動期。だからこそ普段とは逆であり、変えていくのは人しかない。
・経済が向上するのはあくまで結果。植物資源をメインとした循環型社会をいくつ地域につくれるか。


 戦後から80年代末のバブル経済崩壊まで続いた経済成長前提の社会から、少子高齢化の縮小均衡型社会へのモデル変換こそ、私も重要視する大きな政治的テーマです。せっかくのこの愛大南予振興塾のセミナー、私もでいるだけ参加してしっかり勉強してみます。

 大洲市では、2月2日午後6時半より市総合福祉センターで開催予定です。
[視察]

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